美しくなるためのこぼれ話 ~Maitrii Beauty~

美容の知りたいのに知れない話モリモリ書いてます


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紫外線の真実

夏場、横断歩道の白線が、「眩しいっ!」って思ったコトないでしょうか?

あれ実は、可視光線なんですよ。

また、熱風をかんじるほど暑い時っていうのもご経験ありますよね?

それ実は、赤外線なんで

 

じゃあ、紫外線って???

紫外線は、感じないのです!これが真実。

 

シミやソバカスを濃くしてしまう紫外線。シワやたるみまで作ってしまうと言われている紫外線。

一年中、降り注いでいます。

 

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ですが季節によって、降り注いでいる量は変わるし、沖縄と北海道でも違う。

更には、平坦な所と山頂でも紫外線量には差があります。

 

まず捉え方としては、「太陽に近づくと多くなる」と覚えて下さい。

 

その紫外線には、主にA波、B波、C波の3種類があり、地球を覆っている成層圏でほぼカットされるのがC波。オゾン層が破壊されているエリアは、このC波がサンサンと降り注いでいます。

遺伝子にエラーを起こし、皮膚ガンなどの疾病につながりやすいので、怖い光線です。

日本では随分前に北海道上空にオゾンホールが空き、問題になったことがあります。多分ニュースで見聞きした覚えのある方も多いハズ。

2014年の今は塞がっているそうなので、C波のリスクは少なくなっています。

 

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では残りの2つ、A波、B波について。

B波

お昼間、海や山などのレジャーで楽しんだ夜、お肌がヒリヒリしてくるアレは、B波が犯人。

一般的にはB波は、夏場の方が多く、冬場には約1/5ほどに減ります。

ですが、冬にスキー場でヒリヒリになることもあるので、「太陽に近づくと多くなる」の法則を頭の隅に置いておいてくださいね。

 

B波がシミを作る細胞を活性化させ、メラニンをじゃんじゃん作り細胞が壊れないよう褐色の粒々ヴェールを張って守ります。これがシミです。褐色の粒ヴェールが作られないと細胞が破壊され皮膚ガンなどになる可能性が高くなりますので、

「シミを作る=肌を守っている」

という方程式が成り立ちます。そうなんですよ~。メラニンってある意味、イイ子なんです。

ですが、困った事にレジャーから帰ってきて、もうガンガン陽に当たっていないのに、メラニンは作られ続け、どんどんシミっぽいお肌に・・・。

この反応は、次に大量の紫外線が入ってきて更に細胞にダメージを与えやしないかと、私たちの皮膚がナーバスになっている状態。

次から次へとメラニンを放出させて止まらない~~~。

平たく言うとメラニン細胞のエラーで、結果シミになってしまう訳です。

 

A波

レジャーなど行っていないのに、なぜかなんとなく日焼けしている。その原因はA波。

毎日の通勤や洗濯物干しで日焼けしていきます。

A波は、窓ガラス(UVカットされていれば問題ない)や薄手のシャツくらいなら透過しちゃうんですよ~~~。

このA波によって、シミはもちろんのこと、シワ、たるみまでも酷くしてしまっているのです。

こちらも夏場に多く、冬場には減少しますが、半分量くらいしか減っていません。

 

A波は、コラーゲンなどがある層にまで入ってしまい弾力を奪う厄介な紫外線。

ある日、「なんかハリがないなぁ~」とか「シワ深くない?」って鏡に映った自分に突っ込んだり・・・。

A波は静か~に気づかれないように皮膚の中に侵入し、蝕んでいくのですよ~。

 

予防しないで、美しいお肌を保っている熟女に私は遭ったコトないですね~。

美しいお肌の方は、紫外線に対して意識高い。コレって多分エステティシャンなら誰しも感じるコトだと思います。ハイ。

 

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ですが、

「サマーシーズン以外は日焼け止めをつけたくないなぁ~。」とご意見を持っている方も少なくないこと理解しています。

日焼け止めクリームや乳液は、お肌に負担があるし、少しくらい陽にあたらないとビタミンDが欠乏して、くる病(セムシ)になってしまいますからね。うなずけます。

 

でもね、ビタミンD欠乏による病気は、北欧など日差しが少ない地域に多い疾病で、日本やアジアにおいては、30分ほど顔や手に陽を当てれば、問題ないのです。

紫外線のA波は窓ガラスや薄手のシャツくらい透過してしまうと先にもお話したように、家の中で日中うろうろしているだけで、十分獲得されているのです。

そう思うと、シミシワたるみを誘発してしまう紫外線カットにシフトした方が、美肌は維持できます。

 

「日焼け止めで肌荒れしそう」と感じている大きな要因は、合成紫外線吸収剤。

お化粧品による紫外線の封じ手は、2つあり、紫外線吸収剤と紫外線反射剤。

そのうちの吸収剤の方がお肌には負担があることが判明しています。

 

最近は、すご~くよく考えられた処方の日焼け止めも発売されていますので、サンプルで試してみるのがおススメです。

 

マイトリで取り扱っている日焼け止めは、どれも紫外線反射剤オンリー。A波B波ともにカットします。

サンミュレUVケアシリーズに至っては、海藻の紫外線を防ごうとする力を利用して開発されています。マイトリで皆さんにお使い頂いて15年ほど経過していますが、これらの日焼け止めが合わなくて大変になった方はいません。

 

また、オードレマンコスメティックのUV乳液リキッドは、シルクの力で真っ向から紫外線に立ち向かっています。繭自体に紫外線カット力があり、それらを独自の方法で丁寧に抽出して商品化されています。

どちらのメーカーも自然の恵みの力をお借りして、私たちのお肌を守ってくれるよう願いをこめて形になった日焼け止めです。

 

 

 

SPFとPAって???

 

日焼け止めを購入する時に、是非チェックして頂きたいのが、SPFとPA。

 

SPF

SPFは、紫外線B波をどれくらいカットするか指数で表しています。

SPF1~50までランクがあり、50以上ある場合は50と表記するよう決まっています。

過去、SPF100やSPF135 などが出回っていたのですが、50以上になると大差がないことから今ではその表記はされていません。

 

「SPF1で約20分間紫外線B波によるヒリヒリ(サンバーン)を防ぎます」

 

SPF15ならば、20分×15=300分

約5時間、ヒリヒリを防ぎますヨ。ってコトです。

 

ですけど、日焼け止めちゃんとつけたのに、赤くヒリヒリになってしまった!という経験ありませんか?

何を隠そう私もその一人・・・。

SPF値は日本化粧品工業連合会での取り決めで、1cmに2mgを人の背中につけて指数を算出しています。

1cmに2mgですよ―――――。結構な量です。

そう!しっかりつけているつもりがそうでもないという訳。赤くヒリヒリになるのは「量」の問題なのです。

 

そこでマイトリからのご提案は、3回行う「重ねづけ」

まず最初にお顔や首、デコルテ、腕などにまんべんなく日焼け止めをつけます。

次に2回目として、頬やお鼻、肩先など高いところにもう一度つけます。

そして日焼け止めが含まれているファンデーションをつける。これが3回目に当たります。

 

汗や皮脂でとれた場合は、洗顔してから改めて日焼け止めをつけるのが理想ですが、出先ではなかなか難しいですよね?

その場合は、汗、皮脂をしっかり抑えてから付け足しましょう。

 

PA

PAは紫外線A波のカット指数

+(プラス)が多い方がカットしますよ~と言うコトを指しています。

 

PA+「効果がある」

PA++「効果がかなりある」

PA+++「効果が非常にある」

PA++++「効果が極めて高い」

 

こちらも日本化粧品工業連合会で統一されていますが、紫外線A波は、生活している間にじわじわアタックしてくるものなので、B波のようには数値化しにくいそうです。それで、+の数表記が採用されています。

 

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くどいようですが、紫外線A波はお肌の深い部分にまで入ってシワたるみを助長します。

女性の方なら進んで、たるみたい!シワ深くしたい!な~んてコト思わないですよね?

そう思ったら吉日。是非PAに注目して日焼け止めを選んでくださいね。

 

 

夏場と冬場

先に上がっていた「サマーシーズン以外は日焼け止めをつけたくないなぁ~。」に関するコトを含み、日焼け止めで肌荒れしそうな心配がある方やあんまり色々お肌につけたくない方に

是非、検討して欲しい方法があります!

 

「夏と冬で日焼け止めを使い分ける」

この使い分けで肌負担を軽くしてあげられます。

リスキーな紫外線吸収剤が入っていなくても、合成紫外線反射剤が多量に使用されている化粧品はそれなりに肌負担が高くなるからです。

 

夏は紫外線のエネルギーが強烈で、そのスキンダメージは冬の乾燥による肌荒れが可愛く見えるほど。

紫外線カットを踏まえたケアをされないと、年々お肌の様子が悪い方に傾いていきます。

紫外線は、殺菌効果や防臭効果などもありますから一概に悪者とは言えませんが、

お肌には、百害あって一利なし。長年エステティシャンとして従事していて感じる事の一つです。。。

 

太陽が出ている時間を考えます。

夏場は、朝8時くらいから18時くらいまで明るいですよね?と言う事は、10時間くらいカット力が続く物をセレクトした方が楽ちん。朝ばっちりしっかりつければイイですもんね。(汗をいっぱいかかずに過ごせる場合)

夏場はSPF30以上 PA+++以上のタイプを選びましょう。

 

冬場の日照時間は夏より短いですが朝9時から16時まで太陽が出ている7時間分はカバーしたい。となると、SPF21。

紫外線A波は、夏の半分量降り注いでいますので、できたらPA++を。

冬場はSPF21前後 PA++以上のタイプを選びましょう。

乾燥予防効果があるタイプは、より一層おススメです。

 

この季節によって変える方法はあくまで、通常の生活スタイルの時です。

忘れてならないのが、海や山などのレジャータイムやゴルフ、テニスなど屋外で日かげが少ないケース。

この時ばかりは、SPF50 PA+++以上の方が安心です。

 

季節に応じて、或はTPOに応じて、日焼け止めの紫外線カット力を変え、お肌に負担にならないように工夫しましょうね。

 

そうそうよく質問されるのですが、

日焼け止めクリームがSPF20で、ファンデにもSPF50入っているので、合わせてSPF70?って。残念ながらコレ、不正解。

1cmに2mgつけるのがポイントですので、これがあまいと20であろうと50であろうと効果は低くなります。

 

試しに日焼け止めリキッドで、私やってみましたよ。スゴイ量です。

皮膚1cm角に区切ってみて2mgおいてみました。テンテンと置いていく感じになりました・・・。

馴染ませるのにそこそこ時間がかかります。この量を毎日お顔と首につけたら1か月で1本の日焼け止め、使い切ります。

気づきました?各メーカーさんは、1か月は愛用できる量を決めて商品化しているのです。

テンテンと置いて実験中に、

もしファンデだけで日焼け止め効果を狙ったら、スゴイ厚塗りになるかも~とも思いましたね。

結論は、「重ねづけ」の方法が現実的。

 

皆さま、

「重ねづけ」と「夏と冬で日焼け止めを使い分ける」を是非取り入れて、年齢不詳なほど美しいお肌を目指してくださいね。

「全然治らない肌荒れ」一体何が原因なの?
当店によせられるお肌のお悩みを集めてみました。
みんな同じことで悩んでいた。

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☆ 肌トラブルがあって購入に迷う。。。

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